ようやく

久々にバイオリンの練習のやる気度が猛烈にアップして来ました!!
今まで日記の更新こそしていないものの、ほぼ毎週レッスンには行っていたんですが、仕事が忙しいと言うよりも、レッスンの内容が毎回ほぼ同じで、なかなか先に進まない・上達しているように思えないと言う事で、日記を書く気力まではなかったです。
最近は、一回のレッスンあたり80〜100分と時間的には長いのだけれど、セビシックと指を使っての音階練習が70%ぐらい、残りの時間で弾く曲は(なかなかうまく行かない事もあって)2ヶ月ぐらい掛けて一曲を弾くと言う感じで、どーも一時期程楽しくない。
今後の事を考えると、綺麗な音が出るようにとか、スムーズに弾けるように……という事で、ただ弾くだけじゃなくて、技術面の向上もして行くべきと言うことで、曲を弾くよりも技術面の指導をしてもらう時間が長くなっているのは良くわかっているつもり。
でも、バイオリンを始めた目的が「楽しく曲が弾ければいいな」とか「誰でも知っているような曲(POPとかCMソングとか)を弾いてみたい」と言う事で、プロになるワケでも、市民オケに入ろうと言うワケでもないから、綺麗な音じゃなくても良いんだけどなぁ……とかちらりと思ってしまったりする。
好きな曲とか、よく知っている曲を弾くと言う事だったら、頑張って練習しよう!!と言う気持ちになるんだけど、曲になってもいないセビシックと音階、曲を弾くとしても知らない曲……という事だと、なかなかモチベーションも保ちにくく、自然と練習回数も減り、かろうじてレッスンには行くものの、自宅で全く練習しない時も多くなってきて。。。
こういう流れだと、辞めちゃおうかなって思うもんなのかも知れないんですが、一度始めたことは極力続ける主義と言う事と、バイオリンでもやってないと、外出もあまりせず、ずーっと自宅で仕事している事になるのは良くないよなぁと言うことで、今まで惰性で続けている状態だったんです。

……が、久々に弾いてみたい曲が出てきたんですな〜。
前々回のレッスンの時に先生に戸田市文化会館で翌日行われる「LIVE ACT 2007 IN AUTUMN」のチケットをもらって聞きに行ったところ、リトルトライアングルと言うグループによる「千の風になって」の演奏+歌が非常に素晴らしく、感動して涙までしてしまったのであった。

正直なところ、今まで「千の風になって」は紅白歌合戦で有名になった曲らしいと言う時点で興味の対象外であり、ろくに聞いたことがなかった。NHKの歌番組の印象は「昭和っぽい」「演歌中心」「内輪受け(のど自慢等)」「演出がわざとらしい」と言うイメージがあって、ほぼ見ることはないんだけど(たぶんスゴイ偏見なんだろうけど)。

千の風になって」をちゃんと聞いたことは初めてという事もあって、曲自体も良いなと思ったのはもちろんなんだけど、秋川雅史さんの歌とはまた違った良さ(語彙が少なくてどう良いのか書けないけど)があり、こんなに良い曲だったら自分でも弾いてみたいと思ったわけです。

早速、帰りにCDショップで「千の風になって」を買ってきて、付属の楽譜を見てみると#が二つと言う事もあって取っつきやすく、拡大コピーしてちょっと練習して見たらとりあえず弾けたものの、もうちょっとスムーズに、綺麗に弾きたいなぁ……と思って来ました。
それ以来、毎日というワケではないものの、練習の頻度も上がってきた感じ。

G線上のアリア」とか「カヴァレリア・ルスティカーナ」の練習をした時も思ったけど、やっぱり音階練習ばっかりで、自分の弾きたい曲が弾けないと、プロになろうとか明確な目標がない自分にはモチベーションを保ちにくいよな〜。