旧東京音楽学校奏楽堂

いつも自分の次の時間にレッスンを受けている方の奥さんがコンサートに出ると言う話をヴァイオリンの先生に聞いて千葉の実家に行く途中に寄っていく事に。
会場は上野公園内にある、旧東京音楽学校奏楽堂。
先週、友達と一緒に葛飾北斎展を見に来るまで、上野には全然来ていなかったって言うのに、切っ掛けが出来た途端に行く頻度が増えると言うのはなぜなのか。
以前は、高エネルギー加速器研究機構のオープンハウスに行ってから、その件とは全く無関係の事で筑波に行く事が多くなった事もあるし。

18:00開場のところ、30分早く到着してしまった為に外で待っていたのだけれど、車で来たこともあってコートを着ていかなかったのですっごく寒くて、早く入れてくれないかなとか思ったが……。
上野公園なのでこの時間に入れる建物って隣にある公衆便所ぐらいしかないので大人しく開場を待つ。
東京音楽学校奏楽堂は、明治23年に創建された日本最古の木造の洋式音楽ホールで国の重要文化財に指定されていると言う事で、凄く雰囲気が良くて感じがよい。
http://www.taitocity.net/taito/sougakudou/shisetsu.html
今日のコンサートは「葡萄の会コンサート」という名前で年に1〜2回程度行われているものらしい。
状況が良くわからないのだけれど、演奏者の出身音楽学校が違うので学校外で同じ先生を師匠に持つ人達で演奏をすると言うコンサートらしい。
美術館に行ってきた帰りに「聞いていこうか」と言って入場されるお客さんもいて、かなり沢山のお客さんが入っていた。

演目は以下の通り

感想は……良くわからないと言うのが正直なところ。
普段、ヴァイオリン曲しか聞かないし、ピアノのコンサートを聴きに来るのは初めてなので、どうもイマイチ素晴らしさがぴんと来ない。
ヴァイオリンだったら、良くこんな曲を簡単そーに弾くよなーとか、を持つ手の角度やら肘や肩の高さなんかを見て「なるほどー」とか関心しつつ聞くのだけれど、ピアノは全く弾いたことがないから。。。と言うより、ヴァイオリン以外は小学校でやったリコーダーしか知らないが。
演奏者の指先が見えるように、左手前の席に座って演奏を聞いていたのだけれど、指の動きが速すぎて目が追いつかない……超絶技巧なんかはのだめカンタービレにも出ていたような気がするし(違ったっけ?)凄いんだろうなーとは思うけど。

そうだとすると、友人・知人をヴァイオリンのコンサートに誘って、演奏が終わったあとにお茶を飲みつつ話をしていても、相手にヴァイオリン属性がない場合、クラシックに興味がないと思われるのはなんとなくイヤなので話を合わせてはいるけれど、実際の所は眠くて仕方がないから、さっさと帰りたいと思っているかもしれないと言う事をわきまえておかなくちゃならないって事なんだろうな。