そうか。

今日は22:15頃からD線の練習をしていたのだが、やっぱり音符を見てすぐに反応する事が出来ない。
音符の上に、レミファソと言う音階と、0123と言う指番号まで書いてあるのに、だ。
なんでかなーと思っていたのだが、A線の場合には自分にとってメジャーな音階である『ド』が含まれているのにたいして、D線の場合には『ド』が含まれていないからなんじゃないかと思った。
A線の場合には、開放弦の『ラ』と、メジャーな『ド』が含まれているので、元々『ド』の五線譜上の位置はパッと見てわかるし、その時の指は2である事さえ覚えれば良いだけなのに対して、D線の場合には何とも中途半端な『レ』から始まる上に、五線譜上でパッと見てわかる音が『ミ』(五線譜の一番下だから)なので、それを基準とすると二つ上の音まで把握しなくちゃならないのが大変なのかも。
なにしろ、中学校の時に(そしてそれ以降音楽に関しては進化していないので今でも)譜面を見てすぐわかる音は、ドミドだけで、それ以外の音は一個ずつ「ドレミファ」とか言いながら数えて行かないとわからないからなぁ。
んじゃあ、なんで『ラ』には親近感があるのかと言えば、理科が大好きだったから。
『ラ』は440Hzで音を合わせる際の基準になっているので、音叉の音も440Hzであり、時報のピッピッピッポーンという音も、440Hz, 440Hz, 440Hz, 880Hzであると言う事は、音楽とは全く別の話として知っていたこともあって非常に親近感があった。
高校の頃使っていたパソコンは、ビープ音しか出ないパソコンだった(NEC PC-9801NV)のだが、ビープ音のON/OFFを繰り返す間隔を調整すると音階に聞こえたのでそれを利用して、音符を記録、再生するソフトを作って遊んでいた時に、鍵盤の黒鍵の存在意義がわかったのだけれど、それを切っ掛けに音楽に興味を持つことはなかったしなー。
当時は、ニ長調とか聞いても、普通に白鍵だけ使ってドレミ〜って弾けばいいのに、何でまためんどくさい黒鍵を使って弾かなくちゃならんのだとか思っていたのに、バイオリンを弾いている今では、イ長調ニ長調ト長調の譜面以外は絶対ムリ!!とか思っていたりする。
こういうのは、ピアノとかのキーボードよりも、ヴァイオリンとかの弦楽器をやる方が理解しやすいのかもなー。